0562 未解決の拉致「関心持って」

何とかして国に動いてほしい。そのためにも、皆さんにも関心を持っていただきたい。

拉致被害者の蓮池さん講演(下) 未解決の拉致「関心持って」

丹波新聞 2021年8月28日

長いシナリオが出てきた。われわれは海に行って拉致されたのではなく、「海にあったモーターボートを拝借して、彼女と沖に向かって走ったところ、エンストを起こして漂流を始めた。脱水症状で死にかけたところ、北朝鮮の工作船がわれわれを見つけて救い出した。そのまま北朝鮮の病院に運び込み、九死に一生を得てよみがえった。こんな温かい人たちの中で一生暮らしたい、ぜひここに住まわせてくれと自分たちから懇願して残った」―。とんでもない話だったが、これを言わなければ、何をされるか分からない。毎日覚える日が続いた。

◆日本列島に息詰まる

日朝会談の翌日、私たちはあるホテルで待たされていた。夕方、日本の外務省の人が来て、前日の会談の様子を教えてくれた。金正日委員長が拉致を認め、「私は知らなかった。下が勝手にやった。やった責任者を処罰した、と言った」と伝えてくれた。

ただ、外務省にとっては、本当に私が拉致被害者の蓮池薫かどうか分からない。確認の意味を込めて会いに来たと言っていた。2週間後、日本から調査団が来て、われわれと面談をした。本人かどうか、詳しく聞かれた。例えば、小学校の同級生の名前を書いてほしいと言われたり、(日本の)家にはどこに何の木があるのか地図を書いたりした。親しか知らないような話はないかと言われたり、小学校1年生の時の交通事故で足にできた傷跡を見せたりした。

調査団が来るぎりぎりまで「拉致じゃない。救われて北朝鮮に来た」と話すことになっていた。しかし、金正日委員長が拉致を認めたことで、この話をする必要がなくなっていた。北朝鮮もバタバタしたのだろう、調査団に会う直前、「救われてきたという話はなしだ。拉致を認めていい」と言われ、うそをつかずに済んだ。

10月になり、家族が来るかと思っていたが、幹部がやってきて、「家族は来ない。代わりにお前たちが行ってこい」と言った。これには驚いた。北朝鮮がわれわれを返すわけがないと思っていた。ただ、「子どもは人質に置いておく。家族には『幸せに暮らしています、安心してくれ』と話してこい」と言われた。

10月15日、日本のチャーター便に乗ったが、まだ実感が湧かなかった。飛行機の窓から外を見ていて、地面が動き出し、しばらくして平壌の地を浮き立った。「飛んだぞ」―。さらに、海を経由して、突然、緑色の列島が見えてきた。これは日本に間違いない。息が詰まるような思いだった。

羽田に着いて家族に会った。夢のようだった。しかし、頭の片隅には、「家族は(日本に)残れと言うだろうな」と思っていた。子どもは平壌にいるし、帰らなければならない。そんな思いが、ぐるぐる回っていた。

◆帰国できた、でも…

家族にはうそもついた。「子どもを連れて、もう1度来るから。その時は一緒に暮らそう」と。ただ、徐々に考えが変わっていった。北朝鮮は、怖くて強い国で、立場を変えない国だと思っていたが、拉致を認め、謝罪をした。これは日本に来て初めて知ったことだ。さらに、今回返した者たちの今後は、本人の意思に任せると言っていたと聞いた。これはうそではあるが、このようなことを言わなければならないような状況になっているということだ。北朝鮮は早く拉致問題を進め、国交を結んで過去の清算をしようと考えているようだと思った。

最終的に、(日本に)残ろうと思った。妻に言うと「ばか言ってんじゃないわよ。(北朝鮮に)子どもがいるのに何を考えているの」と言われた。妻も北朝鮮に帰りたいわけじゃない。妻の母は入院していたが、子どものことを考えると―ということだった。私は一生懸命に話して、残ることにした。

ところが、事態は進まなかった。いまさら(北朝鮮に)戻るわけにはいかなかった。1年ぐらい待つと、ものすごく神経的に参ってしまった。親に弱音を吐くと、母親は「たった1年だろう。私は20何年も待った。もう少し待てないのか」―。

小泉首相の2度目の訪朝後、子どもたちが帰って来た。しかし、子どもたちだけだった。心ではうれしいけれど、非常に複雑な思いだった。今も帰ってきていない人がいるという現実を抱えて暮らしている。

◆家族も「限界」

今、北朝鮮に残されている人たちは、われわれが24年間、帰国を待っていた以上に、つらい思いをしている。私たちは24年間、最後の方は諦めていた。「もう帰れない。ここで生きていくしかない」―。そういう思いでいたところ、突然、帰国できた。残された人は、われわれが今から19年前に帰国した事実を、おそらくリアルタイムで知ったと思う。こんな大きな出来事は、いくら情報統制しても知られる。「帰れないと思って暮らしてきたのに、帰った人がいるんだ」―。この時のつらさは計り知れない。しかも、自分たちは亡くなったことになっている。これはどんな恐怖感、不安感を抱かせるのだろうか。

こういう状況で、もうすぐ20年がたとうとしている。精神的には限界をはるかに超えている。日本の家族も限界を超えている状況にある。何とかして国に動いてほしい。そのためにも、皆さんにも関心を持っていただきたい。

0561 ブラック弁護士と共産党/番外編2

自由法曹団 (https://www.jlaf.jp)

1921年に結成。日本の弁護士集団。所属弁護士の人数は約2100人。

団の目的は、「あらゆる悪法とたたかい人民の権利が侵害される場合には、その信条・政派の如何にかかわらず、広く人民と団結して権利擁護のためにたたかう」ことである。

平和、民主主義、人民の生活と権利を守るため、「憲法改悪」「自衛隊の海外派兵反対」「有事法制反対」「教育基本法改悪反対」「小選挙区制反対」「労働法制改悪反対」などの活動を行い、現在は特に、「戦争法制(安保法制)など、戦争する国づくりの反対活動」「秘密保護法反対活動」「米軍普天間基地撤去要求活動」「辺野古新基地建設反対活動」「民意を反映する選挙制度を目指すための国会議員定数削減反対活動」「裁判員制度の改善活動」「捜査の全面可視化実現活動」「脱原発活動」「権利擁護活動」などを行っている。(自由法曹団HPから抜粋)

えっ ??? なんだって ??? “ 日本国民 ”じゃぁなく 

“ 人民 ” ・・・ っ て ???

ちうご ・・・   きょうさ ・・・  あれれ ・・・ ?????

「青法協」につづいて、ここも香ばしい匂いがしますなぁ。

今、中国では文化大革命Ver.2.0が進行中です。革命家のブラック弁護士の方々は、いわゆる「血沸き肉躍る」というご心境でしょうか。本日のホットニュースから

自由法曹団員の原告は現状の調査では上記の金竜介弁護士、宋惠燕弁護士に加え、ネトウヨコロス神原元弁護士、落とし前ブラック佐々木亮弁護士、池田賢太弁護士、永田亮弁護士、皆川洋美弁護士の7名を確認しています。

自由法曹団通信 第1621号/1/21

神原 元 所謂「護憲的改憲論」について

自由法曹団通信 第1721号 / 11 / 1

●故中曽根康弘氏の内閣・自由民主党合同葬儀に対する最高裁への弔意表明協力について  池田 賢太

自由法曹団通信 第1616号 / 12 / 1

永田 亮 神奈川建設アスベスト訴訟 ダブル勝訴を受けて

2016年5月31日 ブログ

五月集会 write by 皆川 洋美

先日,自由法曹団の五月集会に行ってきました。

今年は北海道開催ということで,分科会のお手伝いをしたりなんだり。

私は,憲法の全体会と,ヘイトスピーチの分科会に出席&報告をしました。

落とし前ブラック佐々木亮弁護士は、東京支部にご執筆。2020年ですね。

もうひとつ、とても気になるニュース、

令和3年8月30日 金融庁

FATF(金融活動作業部会)による 第4次対日相互審査報告書の公表について

https://www.fsa.go.jp/inter/etc/20210830/20210830.html

日本は不合格。理由は下記のツイートの簡潔なご説明をご覧ください。

国際的には準テロ組織に該当する破防法監視団体と関係者の金融取引が許されている」ことも問題の一つであるとのこと。

それでは、本稿のテーマである破防法監視団体の皆様のご意見を見てみましょう。

破防法監視団体にはおなじみの名前がありましたね。

自由法曹団のお考え

青年法律家協会のツイート

共産党マイナンバーひもづけ反対

このままでは革命同志のご活躍により、日本がテロ支援国家になり、果てはテロ国家になってしまいますけれど、善良な日本国民の皆様は、特に、お花畑を愛でる皆様は本当にそれでよろしいのでしょうか。これは他人ごとではなく、自分の問題です。

もちろん、いわゆる大量懲戒請求問題も、本質的には日本国民の生命財産の安全の問題だということを強調しておきます。

0560 拉致実行犯

国際指名手配

大阪朝鮮学校元校長 金吉旭(韓国籍・韓国在住)

警視庁は、辛光洙(シン・グァンス)及びその共犯者として判明した金吉旭(キム・キルウク・韓国在住)について、国外移送目的拐取容疑等で逮捕状の発付を得て国際手配の手続を行うとともに、辛光洙について、警察庁を通じて、北朝鮮に対し身柄の引き渡しを要求しています。

弁護士会会長による朝鮮学校への補助金支給要求声明が、国防の観点、安全保障の観点から考えれば、どれほど日本国民の生命財産の安全を無視しているかおわかりいただけるでしょう。

日本国民の生命財産の安全を脅かす、ブラック弁護士によるブラック訴訟がもたらしている甚大な被害を、政治家が放置し続けてよいとは思いません。

北朝鮮「朝鮮学校の無償化対象外は人権蹂躙」 日本最高裁判決を批判 2021.08.12 21:12

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20210812005000882?section=nk/index

【ソウル聯合ニュース】日本の最高裁が高校の授業料無償化の対象から朝鮮学校が除外されたのは違法ではないとする判断を示したことについて、北朝鮮が批判した。

 朝鮮学校を無償化の対象外にする処分は違法だとして、広島朝鮮初中高級学校の運営法人と元生徒が処分の取り消しや損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は先月、学校側の上告を退ける決定をし、学校側敗訴とした一、二審判決が確定した。

 これについて北朝鮮外務省は12日、同省日本研究所のキム・ソルファ研究員名義の文章を通じ、「この不当な判決は在日朝鮮人の民族教育の権利を侵害し、差別する民族排他主義・人権蹂躪(じゅうりん)行為の極限状態」と主張した。

 また「在日朝鮮人が日本国民と同じ納税義務を負っている条件でのこのような差別行為は徹頭徹尾、朝鮮(北朝鮮)に対する敵対視政策の産物」と批判。その上で、「日本がこれを至急是正しなければ、必ず高価な代価を払うことになるだろう」と強調した。

 一方、2018年に大阪市内の在日韓国・朝鮮人の集住地域で差別的な表現のチラシ配布が行われたことに関連し、大阪市の有識者審査会が先月、これをヘイトスピーチに認定したことについて、朝鮮中央通信は同日出した論評で、日本は植民地統治の最大の被害者である在日朝鮮人を保護する義務があるなどと指摘した。

朝鮮学校補助金についてのブラック先生方のスタンス