社会正義を実現するために国家権力とも対峙する力を与えられている弁護士の嶋﨑量先生(神奈川総合法律事務所所属)が、血祭りという言葉の犯罪性を楽しんでおられることは、本当に怖いことだと思います。
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このツイートは、裁判所にも何度も繰り返し証拠として提出されていますが、お咎めなし。裁判所は「血祭り」を弁護士に相応しい言葉と認めてよろしいのでしょうか。
以下は、脅迫状を送って7月29日に逮捕された大学生に関する読売新聞の記事です。脅迫文は16通で、文言には「店を血祭りに上げる」が含まれています。威力業務妨害で逮捕されるレベルの言葉が、裁判所ではお咎めなし。異常なことが起きています。
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それでは、血祭りの語源を調べてみましょう。明確に「殺す」「酷い目にあわせる」と書いてあります。弁護士と裁判官には、日本語が通じないのかもしれません。
血祭りに上げる/ちまつりにあげる
語源由来辞典
意味
血祭りに上げるとは、戦いの手始めに敵を殺して気勢をあげる。相手を酷い目にあわせる。「血祭りにする」ともいう。
血祭りに上げるの由来・語源
血祭りに上げるの「血祭り」は、生贄の血を神に供えて祭る古代中国の「血祭(けっさい)」に由来し、日本では中世頃から見られる。
『日葡辞書』では生贄の血を祭る意味も見られるが、主に戦いのはじめに敵の一人を殺して士気を高める意味で使われた。
「血祭りに上げる」の形での使用は昭和になってからで、相手を酷い目にあわせる喩えとして使われるようになったのは近年のことである。